こんにちは、めりこです。
私が9年間バンコクに住んでいた頃毎日欠かさずやっていたことは「車の運転」です。
日本人女性 / 〇歳(プロフィールで分かります汗)/ 運転歴30年以上の目線から、実際にバンコクで経験した運転事情やルールなどをまとめてみました。
パターン多数なので、気になるシチュエーションにとんで読んでみてくださいね。
【信号がないT字路の右折。その1】
▶ 状況は?
信号なしのT字路です。見通しよし。そこを右折をしたい。左右から車、バイク、バスがスピードにのって走り過ぎていきます。
↑青線は私です。えーーーー曲がれないよ!!!どうしよう!状態です。
▶ 実際の行動
左右の流れが途切れた瞬間、車の頭をつっこむ。体をゆがめて何とか右折(笑)。この手しかありません。そして、この運転はバンコクでは基本中の基本だと思っています。
おもしろいのは後車も続け!といわんばかりにピッタリとついてくるところ。
【信号がないT字路を右折。その2】
▶ 状況は?
右折は無事成功!でも合流先が渋滞で流れに入れない~!!
▶ 実際の行動
とにかく頭をつっこみます。おしりは気にしません。流れに任せます。
合流先が渋滞で流れに入れないのは十分承知の上右折しているし、しかも後車も付いてきています。つまり少しでも進もうとしないと先に進めないんです。
【信号がないT字路を直進】
▶ 状況は?
自分は直進したいのにT字路で足止め。①の逆バージョン。目の前で右折してくる車、右折したい車がごちゃごちゃしている。
ごちゃごちゃしているように見えますが、これがルールにのっとって動いてるんですよね。
日本にはない現地のルールなので経験すれば何てことないと思います。でも最初は現地のルールを知っている人に同乗してもらい慣れていくのが安心、安全です。
▶ 実際の行動
一瞬の隙を見て直進するのみ。
う~む、慣れるまで大変そうね!
【道を間違えた。その1】
▶ 状況は?
幹線道路(大きな道)から側道に降りないといけなかったのに、そのまま大きな道路を進んでしまった。つまり道を間違えた。
▶ 実際の行動
「Uターンブリッジ」にのって戻るしかありません。
注)幹線道路(大きな道)には交差点はないため、「Uターンブリッジ」を使って、Uターンや右折などします。
ここから「Uターンブリッジ」は見えないな。どこかな~。遠すぎて見えません。
こんなはずじゃなかったのに~!ここはどこ~!と言いながら流れに乗って先に進むしかありません。やっと 「Uターンブリッジ」を見つけたのはいいけれど、またここどこ~!と言いながら元の場所に戻ります。
そして、恐ろしいのが渋滞です。
この状況で渋滞になると、もう自分がどこにいるのか訳が分からなくなってしまいます。
道を間違えてはいけません(笑)。
【街中で道を間違えた。その2】
▶ 状況は?
今回は、街中の一般道で曲がりたい場所を通り過ぎてしまった。どこでUターンすべきか??という状況です。信号など近くにありません。
▶ 実際の行動
普通の考えだと、次の交差点で曲がって元に戻る、とかって考えると思います。しかし、交差点がないんですよね・・・。なので強引にUターンします。その場で。
もしくは元に戻れる道路を瞬時に思い出し、ぐるっと時間をかけて1周して元に戻るパターンか・・・ですね。
もちろん前者の場合がほとんどでした。もうハチャメチャなルールです(ね)。
【渋滞にドはまり中】
▶ 状況は?
とにかくビクともしない渋滞にはまっている状況。
▶ 実際の行動
少しの隙間をくぐり抜けるバイクのテクニックを横目に、じっと動くのを待ちます。
この渋滞中にいわゆるバンコクの運転や光景を「観察」して、運転の勉強をします(笑)。
【対向車線のあの角を曲がりたい】
▶ 状況は?
反対側のあの曲がり角を曲がりたい。横を見ればその曲がり角なんだけど・・・。でも路肩があるし、そもそも交差点になっていないので曲がれない。
▶ 実際の行動
左折は簡単ですがその逆が大変なんです。「Uターン」または信号がある所まで進み、反対側車線に行きけたら目的の曲がり角を目指します。
時間がかかるんです。
【え?右折したいのに】
▶ 状況は?
反対側車線が通り道をふさいでいるので右折できない。
▶ 実際の行動
こんな状況で右折したいって自殺行為ですが、恐る恐る「右」のウィンカーを出さなくてはいけません。
”お願い!止まって~!道をあけて~!”
【赤信号の左折】
▶ 状況は?
交差点やT字路を赤信号で止まっている状況。左折したい。
▶ 実際の行動
目の前の信号が赤信号でも左折できる交差点はありますが、できない交差点もあります。「左折×」の標識もあったりなかったりします。
左折していいのか分らない場合はじっと待ってみましょう!後車やバイクの親切の方がプップッ行け!行け!行けるよ!とクラクションで教えてくれます。
【時差式交差点】
幹線道路(大きな道)の交差点は時差式です。右車線が終わると左車線。そして対向車線。そして自分の車線。1つ1つなので気長~に待ちましょう。
待ってる間、車に乗ったまま「ドーナツ」や「お花」など買う時間もあります。
↑赤マルは信号待ちの「物売り」さんです。ビニール袋入り「ドーナツ」や「花」など良く見かけますよ!
【車線規制】
その他にも時間によって、車線が規制されたりします。交通量の多い方を車線を増やしたり。曜日や時間で通行止めになる道路もあったり・・。
【怖いスピード】
現地の方の運転をみて感じることは、「駐車する」「曲がる」などはとってもゆっくりしていますが、直線道路になったら今までののんびりはどこへやら??
すごいスピードと化します。このギャップが怖い。
【満車時の駐車方法】
駐車スペースがない場合は、すでに駐車している車の真ん前に横づけ駐車。横づけした車は「ニュートラル」にしておく必要ありです。この際シフトを絶対に「パーキング」にしてはいけませんよ。
出庫したい場合は、駐車場スタッフが車を手でどかしてくれますよ。
【満車時の駐車方法 デパート編】
立体駐車場の場合、1階から2階、3階へと上がる(または下がる)その道自体が駐車スペースになります。
もう駐車場は満車以上のギューギュー状態です。
【高速道路が無料】
年末年始は高速道路の利用料金が無料になります。ちなみに2020年1月3日は無料でした。
【門の開閉する】
マンションや一軒家など入口に門があるお宅が多いバンコク。
門の開閉だけの専属スタッフがいるので、プップー!とクラクションを鳴らすと開けてくれます。わざわざ車から降りなくてもいいんです。
りーのまとめ
いかがでしたか?バンコクの運転事情をシチュエーションごとにまとめてみました。
バンコクの玄関口となるスワンナプーム空港があるのですが、空港 ⇔ バンコクの街中に向かうまでの道路が、とにかくまっすぐな道路なんです。
はい、予想通りです。
ものすごいスピードなんです!!
その道路を通るだけでバンコクの運転事情の1つを知ることができるかもしれませんよ。
こんなことも書いています。
今日はここまで。
最後まで読んでいただきありがとうございました。