サワディーカァ!バンコクのりーです。
前国王が亡くなられて2年の月日が経ちました
2016年10月13日、88歳でお亡くなりになられたタイの前国王「プミポン・アドゥンヤデート」。
このニュースは世界中に広がり多くのタイ国民が悲しみに暮れている様子は大変印象的でした。
今日2018年10月13日。あれから2年が経ったんだなと感慨深い1日でした。
亡くなられてから1年間はタイ人やタイ在住の外国人でさえ服喪期間中は黒い服を着て喪に服していました。もちろん私も毎日黒の服でしたが、黒い服じゃない場合は黒いリボンを胸やバックに必ずつけていました。
街全体が悲しみ一色でした。
あらゆるサイトも色がなくなり白黒になり、空港や銀行、学校、公共の建物には白黒のリボンが壁全体に飾られ日本では考えられないな・・・と思っていたのを思い出します。
そして今日はタイ前国王の命日となります。
街中の様子はどうなっているの?
街中は一体どうなっているのか気になり出かけてみました。
エムクオーティエデパート(BTSプロンポン駅)の建物前の広場に大きなエキシビジョンが設置されていました。
同じくエムクオーティエの建物の中では前国王にちなんでのコンサートイベントが開催されていました。タイ前国王はアメリカで生まれ、アメリカに留学されています。留学中にジャズを好まれ自身サックスフォンを演奏されたり作曲されたりしていました。CDも販売されているようです。
夕方にはエムクオーティエの屋外で別のコンサートイベントを行っていました。
黄色の服を着てる方が多く見られました。タイでは生まれた曜日によりカラーが決まっています。タイ前国王は月曜日に生誕されシンボルカラーは黄色ということで、黄色が多かったということですね。私も黄色の服を着てでかけました。
セントラルエンバシー(BTSプルンチット駅からスカイウォークで直結)というやはり高級デパートがありますが、その中のオープンハウスという本屋ではタイ前国王のブースがありました。
同じくセントラルエンバシーの建物内にはタイ前国王の肖像画が花と共に飾られていました。この光景は服喪期間中あらゆる場所で目にしました。
BTS線沿いから見た景色です。建物壁一面にタイ前国王のエキシビジョンが飾られています。この光景も在タイ者なら何度も見かけているものです。
最後に
タイの祝日として、タイ前国王が亡くなられた10月13日「ラマ9世記念日」が新たに付け加えられました。ラマ9世とはチャクリー王朝タイの第9代の国王ということです。
今年2018年は10月13日が土曜日ということで15日の月曜日が振替えでお休みとなります。
また、12月5日はタイ前国王の誕生日ですが、タイでは「父の日」でお休みとされています。
タイの前国王がいかにタイ国民に慕われ愛されていたかがタイの祝日を通してもお分りいただけるのではないでしょうか。