こんにちは、めりこです♪
バンコクのインターナショナルスクールに通う我が子の夏休みを利用して、アメリカの国立公園をドライブしてきました。
今回は、アメリカの国立公園の1つ 「デスバレー国立公園」 をご紹介したいと思います。
子どもにとって、夏休みはいつまでも思い出に残る特別な時間ですよね。
目的は 「知らない世界を知る」 です。
さぁ、どんな世界が広がっているのでしょうか?!
「デスバレー(Death Vally)」国立公園の概要
アメリカには59か所も国立公園があります。そのうちの1つ 「デスバレー国立公園」。
「デスバレー国立公園」 は、アメリカのカリフォルニア州+ネバダ州にまたがっています。
大きさ
「デスバレー国立公園」の 総面積は13,158平方Km。
1平方Km=1Km×1Km。
「デスバレー国立公園」 と 「東京」 の面積を比べてみました。
デスバレー国立公園 × 東京
- デスバレー国立公園が 13,158平方Km の面積。
- 東京は 2,191平方Km の面積。
デスバレー国立公園は、
東京都の約6倍 の面積となりますね。
ひたすら大きいですね。
気温
デスヴァレーは、世界で最も暑い場所の一つである。1913年7月10日には 56.7℃ を記録した。
平均年間降雨量は50mmしかない。しかし一度まとまった降雨があると、砂漠の土壌は、その雨を地中に染み込ませることができないため、鉄砲水が起きる。これにより普段は枯れ川だった所でも、土石流となり遠距離を流下することがある。2004年8月には、この洪水により、2人が死亡した。
Wikipediaより抜粋
また、12月には マイナス9℃ を記録した年もあったようです。
酷暑にもなり極寒でもあるデスバレーといえますね。
ロサンゼルスからドライブ!デスバレーの3つの観光ポイント。
ドライブの順番。
ロサンゼルスを出発 ➜ バッドウォーター ➜ ザブリスキー・ポイント ➜ メスキートフラット砂丘
バッドウォーター(Bad Water)
まずは1つ目の観光地。最も有名な「バッドウォーター(Bad Water)」 へドライブ。
「バッドウォーターベイジン(Bad Water Basin)」 や 「バッドウォーター」 と言われています。
そして、「バッドウォーター」 を直訳すると ➜ 「悪い水」となります。
その由来は?
「バッドウォーター」 はかつて塩水湖だったので 「飲めない水」 ➜ 「悪い水」➜ 「バッドウォーター」 となったようですよ~。
↓ どこを見渡しても建物はなく荒野が広がっています。
「もう最高~!!」
果てしなく続く荒野。ぽつんぽつんと緑が見えますがだいぶ乾燥地帯となってきました。
1マイル × 1.60934 = キロメートル
↓ 「モーモンポイント」という場所まで北上してきました。ロサンゼルスから約5時間の道のり。
今まで見えていた緑は一切なくなり、乾燥した大地が続きます。
↓ ついに「バッドウォーター」に到着 です。緑は全く見当たりません。
↑ 写真左奥の白いのが塩です。ちなみに、写真手前に駐車場は完備されています。
この「バッドウォーター」という場所は、北アメリカで 一番海抜の低い地 なんですよ。
- 「バッドウォーター」 約-86m
- 「ラスベガス」 610m
- 「ロサンゼルス」 87m
さぁ勇気を出して炎天下の中に飛び出しましょう!
サングラス、帽子、できれば長そでは羽織った方が良さそうです!
それはなぜ?
当時、ニュースで伝えられていました。
最高気温が 53℃の日が4日間連続、これは『世界の観測史上もっとも高い月間気温』の記録らしいです。恐るべし、デスバレーです。
この地の空気は何とも表現が難しいのですが、ドアを開けた瞬間のボア~ンとした 熱風の中にいる感じです。
少し話をするだけで 口の中が乾燥します。車から降りて20分程度外にいましたが我が子の 足は赤く日焼け していました。
↓ 必死でカメラを見ていますがサングラスをかけていても目が暑かったです(笑)。
もう立ってるだけでアッチッチ!です。
↓ 貴重な20年前の8月の写真。後ろには塩水湖が見えます。
*関係ないですが若かりし20代の私です
干上がった塩水湖。20年後はどう変化するのでしょう?
↓ 穴を発見。おそるおそる指を突っ込んでみました。多分熱かったかな~?
もう、大事なところを忘れちゃう私です!
秋から冬にかけては浅い大きな湖が出現 するようですよ~。
ザブリスキー ポイント(Zabriskie Point)
2つ目の観光スポット「ザブリスキー ポイント」。
最初に行った「バッドウォーター」ですでに体力消耗・・・。
酷暑のデスバレーは防寒ではなく 防暑対策 が必須 です。
↓ こちらが「ザブリスキー ポイント」。
白い大地が夕日に染まる景色が素晴らしいとか。
「見たかったな~!」
ただ、こちらも駐車場からポイントまで数分歩かなくてはならないので地獄のように暑い!!
夕日までいると干上がってしまいそうだったので待てませんでした・・。
メスキート フラット サンド デュース(Mesquite Flat Sand Dunes)
3つ目、最後の観光ポイントは 「メスキート フラット サンド デュース」。
きれいな 白い砂漠(砂丘) が広がっていました。もちろんこちらも暑さ厳しかったです!
↓ しかし、我が子だけは、はしゃいでいました・・・。とてもじゃないですがこんなピョンピョンできる力はなく・・・。
↓ 砂漠の中でも、こんな緑が育っていました。ポツンと。子孫を守るための種子ですね。
この過酷な大地デスバレーにも水の中に昆虫が生息しているようです。気温50度にもなるこの地で誕生しているってことですよね。なんか神秘的ですね。
↓ デスバレーの夕日です。
長い1日の終わりです。
最後に
この日は1日かけて、ロサンゼルスを出発しデスバレーの観光ポイント3か所をドライブしてみました。いかがでしたでしょうか?
今回は行きませんでしたが、一番標高が高いとされる 「ダンテスビュー(Dante’sView)」 からデスバレーを見下ろすのも楽しいかもしれません。
今回、暑さにはまいりましたが、ひたすら走る、ひたすらアメリカの大地を走る、あの感覚はドライブして初めて味わえる 醍醐味 といえますよね。
そして 我が子もこのデスバレーの暑さを体感できたこと、一生忘れられない思い出になってくれたと思います。
▶「アメリカ国立公園」を廻ったドライブルートや宿泊先などもまとめています。
▶「ヨセミテ国立公園」 の記事はこちらからどうぞ。
▶「セコイア国立公園」 の記事はこちらからどうぞ。
最後まで読んでいただきありがとうございました。