こんにちは、めりこです。
今回は、 世界の何カ国も在住経験のある『 Tさん 』にお話を伺いました。
まず、この 「世界の子育て・・・インタビュー」 っていったい何なの? ちょっと興味あるわ! と思って下さっている方に簡単に説明させてくださいね。
「世界の子育て・・・インタビュー」 は、日本を離れ海外で生活中のママさん(もしくは海外在住経験ママさん)にいろいろとお話を伺うコーナーです。生の声が聞けますよ!
実際にネットで検索してみてもあまり実情を書かれている記事がなく困ったという経験をしているので、 少しでも悩んでいる方や、興味を持っている方の参考になれば嬉しいな という思いでスタートさせました。
インタービューの内容は、海外に住むきっかけ、子どもの学校や将来のことなど が中心となっています。
どのママさんもやはり一番は ”子どものため” に ”何をすべきか” ”何をしてあげられるか” を考えているということです。
・・ということに改めて気づかせてくれる貴重なご意見を公開します!
1、「家族構成」とお子さんの「学年」を教えていただけますか?
主人と私、娘の3人家族です。娘の学年はYear12です。
2、今まで「どこの国」に「何年」住んでいましたか?
バリ島に4年、バンコクに4年、今は娘はニュージーランドに単身留学中です。
3、どうしてその「国」に住んでいるのですか?
バリ島は3.11がきっかけ でした。
南半球は海からの影響を受けにくい事と、バリ島は創作の仕事をしているわたしにとって刺激的だったので、そこにしました。
娘が中学になる時に、 教育環境に不安を感じ インターナショナル校の多い バンコクに引っ越し しました。
主人の弟家族も住んでいるので、心強いことも理由の一つです。
娘が高校生になり、学校の環境がお勉強にフォーカスしたものになり ”このまま自分の娘は好きでもない勉強を詰め込む生活をして良いのだろうか?” と疑問を感じ、タイ国内で転校もしくは他の国を視野に入れました。
その時に、お友達(我が子のこと)がニュージーランドに行く事を知り、ニュージーランド留学も考えはじめました。
ちょうど ダンスが好きな娘 の憧れのダンスチームがあるニュージーランドなので、頑張ればチームに入ることが出来るかもしれないという期待を持ってのNZ留学です。
4、お子さんはどこの学校に通っていますか?
オークランドの女子校に通っています。
5、その学校に決めた理由は何ですか?
ダンスレッスンが通えるロケーションの中で、 娘が良いと思う学校を選びました。
6、今の学校で悩みや問題などありますか?
バリ島、バンコクとインターに通わせましたが、 先生が良く変わってしまう事が残念 でした。
でも、色々な国の子供達と一緒に過ごすので、それぞれ、干渉し過ぎる事なく、言いたい事を言ってやりたい事をやっている感じはあります^_^
教育費がどんどん上がってしまうことも問題 でした。内容と値段のバランスがおかしくなってきているように感じましたね。
7、卒業後(将来)どの国に進学または就職をしてほしいと考えていますか?
卒業後は自己責任で自分のやりたい事、学びたい事を見つけて、進んで欲しいです。
学ぶ時は学びたい時 だと思っています。
8、将来子どもにどのように生きていってほしいですか?
幸せに生きて欲しいです^_^
インタビューは以上です。
最後に
Tさんは、Ceramic Artists(陶芸家)として世界中で活躍されています。
Tさんの 公式ホームページ (更新中)はこちらです。
作品がなんというか神秘的で美しいんです! 作品の色あいも今までに見たことのない淡い色で幻想的な・・・素敵なすてきな作品です。
どうやったらこんなきれいな色が出せるんだろう・・?? 次回お会いしたら是非伺ってみたい!
そんなTさんの娘さんは、今はバンコクを離れニュージーランドに単身で留学しているのですが、彼女はダンスがとても上手(上手ってもんじゃなくプロです)。
なんと 『The Royal Family(ロイヤルファミリー)』 に所属をしています。
ニュージーランドに留学したと同時に、そのロイヤルファミリーのオーディションに 一発合格 してしまったという実力派な彼女なのです。
なんともかっこよすぎる!!
Tさんも世界で活動を続けるなか、自分の娘が好きではない勉強にとらわれず、特技や好きなことを伸ばすことを考え、伸ばせる場所はどこかと、それを見出だしたというところがすごいな!!って思いました。
これって、自分の子どもを思う親じゃなきゃできないことだし、逆に親だからできることなんだなってつくづく感じます。
そして行動力も同時に必要になってくるでしょうね。
娘さんのダンスとしての将来がとても楽しみですね! きっと数年後には大活躍されてるんじゃないかな。応援しています!
今回インタビューにご協力いただきまして本当にありがとうございました!!
最後まで読んでいただきありがとうございました。