遺品整理は家事そのもの そして片付けで涙を流さないためにやることは

家事

こんにちは、めりこです。

先日、実家に住む姉から遺品整理を
しているから手伝いにきてと電話が
ありました。

亡き母の遺品整理です。

私は、母が亡くなり遺品整理について
真面目に考えたことがありませんでした。

17年間もです。

突然の連絡でした。

「何で今?」
「急すぎるし、一体何をすればいいの?」
「これは子どもがやることなの?」

悩むのもつかの間。悩んでいられないほどの
まるでプチゴミ屋敷のようでした。

「今日一日で終わるのだろうか?」

「そうか、これは日頃ゴミ分別を
しているように処分すればいいんだ!」

日頃の主婦の力を親のために発揮する日が
やってきたと、きれいに処分し終わらせる
ことしか頭にありませんでした。

今回、どのように親の遺品整理をやり、
生前、親とのコミュニケーションがいかに
大切だったかなどをお伝えします。

17年も経ってから

家庭環境について少し説明させて下さい。

実家には姉夫婦が住んでいます。
父は健在で訳あって実家を離れ住んでいます。
私は結婚と同時に実家を離れています。

実家は田舎のため土地や敷地面積が広く、
その分収納場所が多く、庭には倉庫、
油絵専用のアトリエなどがあり、

母は、よくアトリエにこもって油絵を
描いていました。

母が亡くなり17年経つ今、なぜ、今、
遺品整理をしようと言いだしたのか?

理由を尋ねると更地にするので
モノを処分したいとのこと。

母の遺品となるモノだから一緒に
手伝ってほしいと。

きっかけがなかったらこの先も放置して
しまっていただろう母の遺品たち。

遺品整理は家事の延長だった

遺品整理業者に依頼する?

”更地にするときに解体業者に処分して
もらえばいいのではないか?”

解体業者はモノの処分はしていないようです

”専門の遺品整理業者に依頼すれば
いいのではないか?”

姉としてはお金を出さず自分たちで
処分したい様子でしたのでそれに従いました。

 

始めてみる大量のモノ

あらゆる収納場所やアトリエにモノが
詰まっていました。

アトリエには油絵のキャンパスや、
筆や絵の具、溶剤、額縁。

なんと私の身長より大きなキャンパス、
小さなものを含めると40枚以上ありました。

その他、着物や浴衣なども30枚近くあり、
父のモノや家電、30年以上も前の
学生時代
の教科書なども
出てきました。

 

運び出しと仕分け

姉から指示されモノを一旦車庫に運びだします。

ここから日頃家事をやっている知恵が
役に立ちました。

油絵キャンパスの額縁外し、ガラス、筆、
絵の具、溶剤など分類分けをしていきます。

瓶に入っている溶剤は、中身(液体)が
残っている状態では処分できません。

ビニール袋の中にタオルを敷いて溶剤を
流し入れ空瓶にしたり。

着物は燃えるゴミとして処分できるため、
和紙に包まれた状態で出来るだけ、汚さない
ように(気持ち的)袋に詰めていきます。

色褪せたような着物や、
色鮮やかな着物、
昔のゆかたなど、

次から次にごみ袋に入れていきました。

 

エコパークに持ち込む

車庫は車ではなくゴミの山、そして、
油絵キャンパスが積み重なった状態です。

ゴミ回収日までは待てませんでした。

しかもご近所さんからは白い目で見られる始末。

その他の処分方法として、自分で
ごみ資源物処理場に持ち込むというものです。

どの地域にもあるようです。

ごみ資源物処理場と実家を何度も
往復しました。

日頃の家事の経験が遺品整理で役立つとは、
と、ふと思った一日でした。

生前やるべきことがあった

片付け終了後に涙したこと

ゴミ資源物処理場のスタッフが叫びます。

”おーい、こっちの「C」に車を止めて、
ゴミをここに置いて!”

母のモノはすでにゴミ扱いされ、
大きな穴に放り込まれます。
キューッと心臓が痛みました。

見ごとに跡形もなく母の遺品はゴミとなり、
消えてなくなりました。

 

母とのコミュニケーション不足

遺品整理専門の方はこんなことを
言われています。

親が元気なうちにしておくべき事はあります。
それは、親御さんが本当に気に入っているモノは何か、何を残したいのかといった、親の価値基準をよく聞いておくこと何を宝物にして残したかったのか。

生前、母とのコミュニケーションが
円満だったかと言われるとそうでは
ありませんでした。

私が海外在住だったというのもあります。

コミュニケーションが不足していたため、
母の思いを引き継ぐことができないまま、
子供である私たちは何を残しておくべきか
見極めることができませんでした。

”母は、これだけは大切に持っていてね!”
と言いたいことがあったに違いありません。

 

エンディングノートは必要です

親が元気なうちに子どもがやっておくこと
は、
エンディングノートを作ることだと
思います。

最後の親子の共同作業ですね。

エンディングノートがあれば親が亡くなった
後に、遺品整理に悩み困ることなく、
片付けることができるように思います。

エンディングノートに必要な「もの」
には2つあります。

・1つは「物」です。

「人間関係」「財産」「銀行預金、
通帳や印鑑」「土地や建物」
「デジタル関連のIDとパスワード」など。

・もう一つは「モノ」です。

親が本当に気に入っているモノは何か、
何を残しておきたいのか、親の希望や
意志をよく聞いておくことです。

まとめ

親の遺品整理を経験して分かったことは、
長年経験してきた家事が最後の最後で
親の役にたてたこと。

それから後悔したことは、母が大切に
していたモノ、残しておいてほしかった
モノが何だったのか分からなかったことです。

親が元気なうちにコミュニケーションをとり
エンディングノートを作っておくことが
親も残された子どもも幸せなのかと痛感した
ということです。

あなたのエンディングノートは大丈夫ですか?

 

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