サワディーカァ!バンコクのりーです。
子どもと2人。というより娘と私の2人と言った方がしっくりくるような。
バンコクで娘を育てるのにこれは大切だな!と最近気がついたことを紹介したいと思います。
まず、学校生活ってどんな感じ?
娘はインターナショナルスクールに通っているのですが、それは私の知らない「世界」です。
日本の公立学校ならば自分も経験しているので1日の流れや勉強する教科、給食、先生たち、お友達、放課後は部活動とかなんとか一通り学校生活が浮かびます、が・・・
インターナショナルスクールとなるとそれが浮かぶことができないことにイラ立ちを感じることがあります。
そうなんです。私は知りたがりなんです。良くいえば好奇心旺盛。
- 娘が今日は何を勉強してきたのか?
- その勉強は分かったのかどうなのか?
- ランチは何を食べたのか?
- 何か楽しいことはあったのか?
その他にもいろいろ知りたがりでして・・・
- 水泳の後のシャワーや着替えは個室なのか?
- 授業のクラス移動の時はどうやってるのか?
- 授業後の休憩はどこで何してもいいのか?
とかとか・・・
聞けば事の30分で終わりそうです。
もちろん話して~!とお願いするのですが15歳の娘は、私がうんうん、なるほどね!とうなずき納得できるようになど話してくれません。
♠ある日の会話。
私:勉強どうだった?今日は数学ついていけた?
娘:うん。分かんない。(←分からなかった、と過去形で言ってもくれません)
私:ランチはおいしかった?
娘:うん。
私:何食べたの?
娘:ヌードル。(←スパゲティなのか、タイのラーメンなのかも不明な言い方)
娘の好物。左はインスタントヌードルめんのパッタイ風。パッタイ好き!
私:Mr.Aから何日に水泳の試合があるとかなんとかメールきてたよ。知ってる?
娘:知らない。
私:それじゃ困るね。明日聞いてみてね。
娘:うん。(←せめて、うん聞いてみるね!と言ってほしい)
毎日このようなぶつ切りの会話で私はインターナショナルスクールのイの字も想像することは出来ません。
お友達はどう?
やはり子どものお友達のことは誰でも親なら気になりますよね?
根掘り葉ほり聞くつもりは最初からありません。
ただ・・・
ほんの少しでいいから教えてほしいのです。知りたいのです。
♠ある日の会話。
私:あのAちゃんとは仲良く過ごせたの?
娘:・・・
私:またなんかあったの?
娘:ママちょっと静かにしてて。友達からのライン読んでるの!(←ショックすぎて・・・)
♠また違う日に。
娘:もう最悪~。
私:どうしたの?
娘:また大変なことになった。
私:何?何?どうしたの?
娘:ママに言ってもしょうがないから・・・。(←ママは頼りないよね・・・)
♠さらに違う日。
娘:明日学校行きたくない。
私:それはちょっと・・・
娘:行きたくないな。
私:行けば何とかなるよ。(←もう適当すぎ)
これじゃだめだ!
G9(日本では中3)になってから毎日宿題に追われていて、G8時代とはかなりの変わりようです。
そして友達関係。アフタースクール。寝る時間もかなり遅くなりました。
確かに今までとは生活が変わり気持ちの余裕さえも減ってしまったように思います。
時にはぼーっとする時間が人間必要です。
このまま学校生活は変わらないだろうし、学年があがるとさらに勉強が難しくなり余裕がなくなります。
どうしよう?
そうか、娘とデートでもしてみようかな。
休日の娘と私
休日土日のどちらか1日を娘と2人でゆっくり予定を入れず過ごしてみようと思いました。
1日ゆったりデートするんです。
平日にはないのんびりした空気が流れますよね。
そうすると自然に娘から話しだすから不思議ですね。
♥つい先日。
娘:今度のパーティーはAちゃんにメイクしてもらうから前日にお泊りしてもいい?
私:どんなメイクにしてもらうの?
娘:こんな感じ!(←写真まで見せてくれるサービス)
私:いいよ。楽しいパーティーになるといいね。
娘:数学だけど毎回授業が分らないから誰かに教えてもらいたいなって思ってるんだけど。
私:そうだね。数学苦手だもんね。どうやって教えてくれる人探そうか?
娘:学校の先生が放課後教えてくれるか聞いてみる。
私:うん、分かったら教えてね。(←もうこの時点で嬉しくて涙)
娘:前に言ってたお友達だけど今最悪なんだ。
私:そうか。いろいろあるね。どうにかなりそうなの?
娘:なんか良く分かんないけど友達だからほっとけないし。
私:うん。なんとか仲良くなれればいいね。ママも15歳の時はいろいろあったなー。
まとめ
と、こんな感じです。分ってもらえましたか?
デート前とデート中の会話では娘の方からどんどん話をしてくれるんです。
または娘の気持ちもリラックス出来ているという現れでもあると思うのです。
平日のあの面倒な話し方は、ストレスがたまりにたまっていたのでしょうか?娘なりに英語の世界で頑張っているのでしょう。
頼りない私は勉強も教えてあげれませんし、インターナショナルスクールの世界は未知の世界でアドバイスどころではありません。逆に娘に質問攻めにしちゃうくらいですから・・。
自分にも同じように照らし合わせてみました。仕事をしていた時代子どもにあれやれ、これやれ、ご飯だ、送迎だ、寝る間も惜しみ生活していた頃、子どもの要求に丁寧に接してあげていなかったということ。
今それが逆転しているだけのこと。
余裕のない平日は私にはきちんと話することもできない。考えることが多すぎて。けれど・・・
余裕ができればきちんと話だってしてくれるし無表情が明るい笑顔になります。
母子生活で分かったことの1つ・・・
娘とリラックスできる時間を一緒に過ごそうと。
それが今大切なことなのかなと。