こんにちは、めりこです。
バンコクに4年間母子で生活していました。
気になる ≪言葉≫ ですが、タイの言語は 「タイ語」です。日常生活でタイ語はかかせません。そして意外にもバンコクの街中では英語も使われます。
私はタイ語少々英語はダメ!苦労しっぱなしでした。
ではどのくらい話せれば母子で生活できるのかになりますが、
まず、はずかしながら私のスキルを書いてみますね。ほんとダメダメです(笑)。
こんな私がバンコク在住中に苦戦したこと、感じたこと、実例などあげて書いてみようと思います。
タイ語・英語 13通りのシチュエーションで 使う頻度を5点満点 で表してみました!
病院
病院で使う頻度【タイ語1点。英語1点】有名私立病院にかかった場合。
バンコクの街中にある有名私立病院の「バムルンラード病院」や「サミティベート病院」、「バンコク病院」などには、必ず 日本人専用窓口があります。
日本語通訳がついてくれるので言語で困ることはありませんでした。日本語で大丈夫なのでタイ語も英語もほぼ使いませんでした。
強いて言うならば、ドクターや看護士さんにタイ語で挨拶する程度でした。
日本語通訳がいてくれるのはとっても有難いことなのですが、微妙な言い回しが伝わらなかったり、直球表現(怖さが倍増しちゃう)なので困ったことも多々ありました。
▶ 実例。
- 【足の爪が指に食い込み膿んでしまった時】
熱く熱した棒(名前が分らない)をジュ~っと患部にあてるという処置をしてもらいました。熱された棒を片手に説明され相当な恐怖でした。”この熱い棒を膿んでる部分にあてます!痛くないです!” と言われても怖いですよね・・・。 - 【目の調子が悪かった時】
”周りがボヤ~ンとしてたまに目が寄ってしまうような症状があると訴え” たのですが、この表現もタイ人の通訳の方には難しいようでした。結局、目の検査をして目薬をもらったと思います。
ちなみに病院で薬を受け取る時は、一昔前は英語の説明だけでしたが、現在は片言の日本語で、
“アレルギーは?”
” コレハ、コウセイブッシツ”
” アサバン 2カイノンデ”
十分通じます。ありがたいです!
銀行
銀行で使う頻度【タイ語1点。英語0点】カシコン銀行Soi33の場合。
私は主に「カシコン銀行」を利用していました。
スクンビットのSoi33にある「カシコン銀行」は日本語窓口がある ので問題ありませんでした。
新規口座開設、ネットバンキングなどの手続きなども日本語で説明してくれます。
銀行に入る際、ドアには順番札を渡してくれるスタッフがいます。その際、何の用事ですか?と聞かれるのでタイ語か英語で返答しなければなりません。
きっとみなさんはその程度は問題ありませんね。
バンコクで銀行に行くならエムクオーティエへGO!主要銀行一覧をまとめました。
デパート
デパートで使う頻度【タイ語4点。英語1点】高級デパートの場合。
例えば、バンコクの高級なデパートであるプロンポン駅にある「エムクオーティエ」や「エンポリアム」、「セントラルエンバシー」や「セントラル」などなど、
他にも高級デパートはたくさんありますが、タイ語はもちろんですが英語を話せるタイ人スタッフが多いです。
▶ 実例。
- 【デパート内のお化粧品売り場】
”他にもっと濃いピンクはありますか?マスカラはどこですか?私は何色が似合うと思いますか?” タイ語で質問しても英語で返事をしてくれたりしました(笑)。 - 【洋服のサイズ】
”Mサイズ、Lサイズはありますか?” これは問題ないですね。 - 【デパート内の食品売り場】
これは苦労しました。その食材や調味料の名前が分らないから質問も出来ない。言葉も分からないからさらに大変。で、私は事前に写真を準備してスタッフに見せていました。これは間違いないです。そして 必ずタイ語では何と言うの?と質問していました。 - 【デパート内のレストラン】
ローカルスタッフ(タイ人)でも高級デパート勤め人は英語は話せます。
英語が話せるのは一種のステータスだったりするので、この言語ができれば怖いものなしですね!
レストラン
レストランで使う頻度【タイ語5点。英語0点】郊外のローカルレストランの場合。
日本人や外国人がたくさんいる街中ではなく(ここではBTSのアソーク駅、プロンポン駅、トンロー駅あたりを指しています)、車で小1時間程度走った 郊外のレストランになるとタイ語ネイティブになります。
街中のレストランはタイ語、英語はもちろん使える上、料理の写真や日本語表記もあったりするので困ることはほぼないと思います。
郊外のレストランでタイ語で ”私は日本人よ” と何度言っても通じないことがありました。外国人が話すタイ語に慣れていないせいでしょうね。タイ語はイントネーション、発音が大切です。
郊外のレストランに行く際は、事前に食べたい料理の写真持参で行きましょう(笑)。
スーパー
スーパーで使う頻度【タイ語5点。英語0点】ローカルスーパーの場合。
バンコクにある「BigC」や「トップス」、「マックスバリュー」、「セブンイレブン」はほぼタイ語になります。
▶ 実例。
- 【お酒の販売時間】
11時ー14時。17時ー24時。この時間はお酒が買えます。1分の誤差も許されないくらい厳しいと思います。 ”今は買えないよ、何時から買えるよ!” とタイ語の数字(時間)が理解できないと厳しい。 - 【レジでの支払い】
タイ語で支払い金額を言ってくるので、レジ表示を見るか、数字を勉強するかです。 - 【ポイントカードの説明】
ポイントカードのポイントの使い方。何度も聞きとりにチャレンジしましたが分らずじまいです。
日系「フジスーパー」ではタイ人スタッフでも日本語が通じることも。また日本人スタッフも常駐されているようなので困ることはないと思います。
美容室
美容室で使う頻度【タイ語1点。英語0点】日系美容室にかかった場合。
もう何も怖がることはありません(笑)。日系美容室(日本人経営)がバンコクにはた~くさんあります。もちろん電話の予約も日本語。日本にいるのでは?と錯覚するくらいです。
しかしです。
シャンプーやカラーリングなどは現地タイ人スタッフが担当されることが多いので、シャンプーのお湯がちょっと熱かったり、かゆかったり、もっとすすいでほしいなど要望がある場合は、タイ語で話しをしなければなりませんでした。
単語だけでも覚えておくといいでしょうね。
エステ
エステで使う頻度【タイ語4点。英語4点】韓国エステにかかった場合。
あくまでも韓国エステに行った場合なのですが、もちろん日本語は通じません。
窓口スタッフは韓国人で英語とタイ語です。
施術してくれる方はタイ人です。痛かったり、やめてほしかったり、逆にもっと力を入れてほしかったり、施術が上手でお礼を言いたいなどはタイ語となります。
やはり、少しでもタイ語で会話ができると場が和み、施術にもいい影響が・・・と期待して。
ネイル
ネイルサロンで使う頻度【タイ語4点。英語1点】
BTSプロンポン駅から徒歩5分程度の場所に「ゲーガイ」という有名なサロン があります。
こちらでは “手” ”足” ”両方” ”ジェル” などネイル専門用語は日本語で通じます。なんというか阿吽の呼吸(あうんの こきゅう)って感じ(笑)。
その他「ネイルイット」というサロンではタイ語オンリーのスタッフや、英語も話せるスタッフもいたりしました。
携帯電話会社:
携帯電話会社で使う頻度【タイ語5点。英語5点】
実は、ここが一番苦労しました。
携帯電話をタイで使うためにはどこかしら携帯電話会社と契約しなければいけません。私の場合、最初は「True」でしたが相性が悪く「AIS」に乗換えました。
▶ 実例。
- どのようなプランがあるのか?逆にプランへの質問をしたり・・・。
- いつから使えるのか?毎月の支払いはどうすればいいのか?
- 請求書の住所間違い(部屋番号)を伝えてもずーっと直らなかったり(「True」時代)・・・。
- その他、おうちで使うWIFIの契約や工事の説明など。
これら全てタイ語か、良く聞き取れない(私が原因)英語でやりとりをしないといけません。こういう契約時は、会話のできる友人に付き合ってもらうといいと強く思います。
店内で困っている私をみかねた隣のタイ人が、親切にも英語でご丁寧に説明くださるのですが、英語も分からんのよ~!!やめて~!!
お土産屋さん、市場など
【タイ語5点。英語4点】
- 【チャトチャック市場(ウィークエンドマーケット)】
タイ語はもちろんですが英語を話せるタイ人が多いです。タイ人スタッフなのに英語でしか話をしない人もいるくらいです。 - 【ナラヤ】(リーズナブルなバッグで有名なお土産屋さん)
英語、タイ語どちらも可能です。スクンビットのSoi24の店舗は日本人スタッフがいたような?
タクシー
【タイ語5点。英語0.5点】
英語が普通に話せる人もわずかにいましたが、ほぼタイ語オンリーです。逆にタイ語で話しができないと目的地に辿り着かないかも。または乗車拒否されるか・・・。
▶余談。
街中のタクシー(ピンク、赤、黄色、緑、紫・・・)色とりどりでおもしろいですよね。
運転手もそれぞれで話し好きな方、ラジオの音楽ガンガンかける方、電話でずっと話ししてる方、日本語を勉強したがる人、英語で話しかけてくる人、運転の荒い方、タクシーの台数に比例して運転手も全て違います(当たり前ですね)。
BTS(高架鉄道)
【タイ語5点。英語0点】
BTS(高架鉄道)の窓口にてチャージする際、タイ語と英語どちらも可能です。
いずれにしても、金額を伝えないとならないのでタイ語、英語どちらか話せるようにしておかないとですね。
インターナショナルスクール:
【タイ語5点。英語5点】
先生や学校とのやりとりは、当たり前ですが英語かつメールでした。
タイ人スタッフとはタイ語でも問題ありませんでした。
年に何回かのカンファレンス(面談)では我が子に通訳をさせていたので問題ありませんでした。あらためてダメな親です。
まとめ
こうやって書き出してみると、よくも言葉が通じず4年間生き延びれたなと思います。
逆に、こんな私でもバンコクで生活させてくれた「タイ国」に感謝しなければなりませんね。
やはり外国人が、自国の言葉を話してくれるというのは、嬉しいことだと思います。最低でも挨拶や数字だけでも覚えておくといいのではないかと思います。
”サワディーカァ!”。タイ人はニコッと笑顔で応えてくれると思いますよ。
最後までお読みいただきありがとうございました。