サワディーカァ!バンコクのりーです。
バンコクで生活を始めて丸3年が過ぎました。
この3年間、テレビなしの生活を送ってきましたが無くて困ることはなかったような気がします。
お金をかければ見ることはできますが(日本のテレビをさしています)、あえてそうしなかったし、結果オーライ!の今の生活を書いてみようと思います。
日本で暮らしていた頃はテレビはつけっ放し
日本で生活していた頃は自宅にテレビは3台ありました。
各部屋にテレビを設置しどこでも見れるようにしていました。そして自分がいる部屋は常にテレビはついてる状態。
朝起きたらまずやることはカーテンを開け、次にテレビをつける。帰宅したらまずはテレビをつけていた。
これは日課でした。
朝ご飯、お昼ご飯、夕ご飯、おやつタイム、家事、何をするにもまずはテレビをつけて行動していた感じです。
テレビを真剣に見るではなく、ついてるだけの状態、これが当たり前でした。
つまり我が子も数年間、同じ環境で育ったということになります。テレビのある生活。
バンコクのうちにはTVはあるが・・・
一応テレビはあります。2台あります。
1台は寝室にあるのですがカバーがかかった状態で置きっぱなし。
掃除の邪魔な存在になってます(2台とも自分で購入していません。今住んでいる部屋に備えつけのものです)。
もう1台はリビングにあります。
テレビとパソコンをつないで週末に我が子と映画を観たりしています。テレビの画面がパソコンよりは大きいので迫力あり!!
そんな感じでテレビを利用していますが、テレビの番組は見ません。
ちなみに、バンコクでは日本のテレビがタイムリーに見ることができるんです。
見れるように業者に設置してもらい月々テレビ代を支払います。そんな業者はいくつかあるようです。
なので、私もお金を払えば日本のテレビは見れるし、日本のテレビじゃなくタイで放映されている番組ならもちろん無料で見ることは可能です。
なんか毎日、健康番組やってる?
日本に一時帰国した時にいつもぼんやり思うテレビのこと。
ぼんやりでもないかな?テレビについて何か感じる違和感・・・。
あれ?昨日も健康にいい食事、栄養がある、などテレビ見たような?
はたまた、あれ?今日も番組は違うけど体にいい食べ物なんちゃらのテレビやってる?
そんな番組多いな、と。
高齢化社会だから?それとも視聴者が求めている内容だから?
ふと母を見ると、鉛筆片手にメモってるし(ある意味尊敬します)。
食べ物について詳しく教えてくれるのは知識が増えるし、自分の体の元になるんだからとても良いこと。
でも、ちょっと前にバナナは体にいいと言われ、毎朝バナナを食べていたのに、今ではカロリーが高いからと一切食べなくなっている。
あれほど、どこのスーパーのバナナが品質がいい、値段が安いなど散々言っていたのに・・・。
きっとまたバナナの良さを再発見!なんてテレビをやったらバナナの皮むいてるんだろうな、と思ったりして。
必ずテレビで○○がいい!と放映された翌日はスーパーでは品薄状態。
また違う日に△△が美容にいい!と放映されたもんならスーパーでも一人何個まで!と限定販売までする始末。
近所のスーパーでそうなるということは、全国番組なら日本全体でこんな状態になってるってことですよね?
想像するとブルっとしますね。
1時間近い番組で詳しく○○はこんなにもいいんだよ!と芸能人や病院のドクターが言ったりすれば誰でも、
- そうなんだ!
- 私も食べてみようかしら・・・?
- やってみようかしら・・・?
と思ってしまうと思います。翌日スーパーに走るのも良く分かります。
いいと報じれば全国に広がり、悪いと報じても全国に広まる。
悪くいえば日本国民がテレビに振り回されているってことになりますよね。テレビの影響力は相当のもんだと思っています。
こんなことを日本に一時帰国するたびに思ったり考えたりしてます。
テレビを見なくても大丈夫
バンコクに戻るとテレビがない。
日本に一時帰国すれば実家ではテレビは当たり前。
両極端な生活を体験している私ですが、
結論を言うとテレビを見なくても生きていけるし、
困らない、です。
我が子から、あの番組見たいな~、あのお笑タレント好きなんだけどな~なんてクレームが入ったことは一度もありません。
だから問題ないのです。
どうしてもテレビの生活をしていると自然と情報は入ってきますよね。
それが自分にとって良かれとするものならいいです。でもまた違う情報が入ってきた場合、あれれ??
情報に振り回されてしまいますよね。
上述したバナナのような・・・。
テレビを見ないということで不必要な情報は入ってくることはないし、振り回されることはなくなります。
それでいいと思ってるし、静かな時間を過ごせるので気に入って生活しています。
テレビなしでいいことずくし
1日3~4時間のテレビを見ている時間を
- ブログを書くことにあてたり
- 趣味の時間にあてたり
- 本や雑誌を読んだり
- ぼーっと考えごとをしてみたり
- 雲の流れを見ていたり←(大事。私、空や雲を眺めるのが好きなんです)
- 水泳や運動してみたり
- 子どもと何気に話してみたり
いろんなことにあてることができるんです。
これはテレビのない生活を体験してみると実感できることですね。
テレビを見るというのは、受け身だし、常に情報(音)が流れてくるので、自分で考えることをしなくて済むし、逆に考えることをしなくなってしまうのかな・・・と思ったりもします。
テレビをOFFにしたら静寂がやってきますよね?
あの静かな状況になると、人って脳が働くんですね。
何かしら考えが浮かんできたり、やることを思い出したり、普段考え付かないことをやってみたりできるものなんです。
テレビを見ないで困ったことって何だろう?
バンコクで生活して一度だけテレビを見たことはあります。
それは前タイ国王が亡くなられた時。その時はタイのテレビを見ました。
それ以外で見たことはないし、必要性も感じていません。
何か情報が欲しい時はインターネットがつながればいくらでも情報収集はできます。私はその程度で十分だと思っています。
困ったことは特に浮かばないですね・・・。
芸能ニュースには全くといっていいほどついていけなくなる、程度でしょうか?
最後に
日本に一時帰国した際に見たコマーシャル。たった1つだけ覚えているのはキムタクの娘、Kokiのコマーシャル。
人ごみの中を立ってじっとこっちを見てるシチュエーションの・・・。何のコマーシャルだったかな~?何故か顔や表情だけ覚えてます。
たまにしか見ないテレビなので何かしらインパクトのあるものは記憶されますね。
それがテレビのねらい?でも何のコマーシャルだったか覚えてない・・汗。
私にとってテレビとはこの程度のものか・・・と。この程度のお付き合いで十分かと思っています。
我が子にいたっても彼女の生活の中にテレビを見るという1コマがなく、その分時間が自分のためにできるわけですね。
音楽を聴いたり、楽器の練習したり、勉強したり有効に時間を使えてると思ったりしています。
今もこうして、何に振り回されることなく静かにバナナの葉っぱを見ながらブログを書いています。
意外にこういう生活、気にいってます!