こんにちは、めりこです。
前回の 第3弾!では 「バンコクのインターナショナルスクール初登校を果たしたが、数か月で学校をやめ転校することになってしまった理由」 などについて書いてみました。
今回の第4弾!は、
インターナショナルスクールをやめてしまった理由は他にあったのではないか?学年や英語の壁だったのか
などについて、さらに掘り下げて書いてみようと思います。
バンコク母子生活をスタートしてから約4年間を 全7回シリーズ としてご紹介しています。
是非最後までご覧ください。。
学校をやめてしまった理由をさらに考える
前回の 第3弾 でも書いていますが、慣れないバンコク母子生活の中、生活を早く軌道にのせたい一心で私の方が楽しめていなかった。
それが初インターナショナルスクールに通う我が子に悪い影響を与えていたのかもしれない・・・?!
その他にも学校をやめてしまった理由など思い当たることを書き出してみました。
我が子を励まし、見守ってあげれなかった
インターナショナルスクールに通いだした頃、我が子によくこんな質問をしていました。
今日はどうだった?友達はできた?英語はどう?分かる?大丈夫?楽しい?ランチはおいしいの?どう?どうううう?
ふう、息が詰まりますよね。毎日帰宅するとこんな質問ばかりじゃ。
でも私からすると学校のことが気になって気になって仕方ないわけです。
しかし、我が子の立場になってみれば・・・
- どこの国の人かも分からない外国人のお友達
- 英語だけ話す先生(タイ人先生も英語です)
- 時間割りもまだ理解できない
- 次はどの教室に行けばいいのか分からない
- 学校のルールとかさっぱり分からない
- ランチはどうやって食べるのか分からない
- みんなお友達は楽しそう(に見える)
- 私にはまだお友達はいない
- 話しはしたいのに言葉がででこない
- 不安・・・
多分、当時の我が子の頭の中には、これ以上に「不安要素」はたくさんあったと思います。
しかし、我が子はその不安を口にしなかったように思います。
私が質問攻めにしていたし、私も生活にいっぱいいっぱいだったというのもありますが・・・。
もしかしたら、まだ始まったばかりだし、初めての環境だし、友達もすぐできなくて仕方ない、とにかく頑張ろうって思っていたのかもしれません。
私は自分のことや毎日の生活のことしか考えてなく、我が子を 励ましつつ静かに見守ってあげられなかった。
早く学校に慣れて欲しいと勝手な思いを知らず知らずに押しつけていた のではないかと思います。
入学する「学年」は重要!
そんな毎日を送る中、ついにあの「壁」がやってきました。
ご想像通り、はい「英語の壁」です。
きっと誰もが通る道なのでしょうね。
この「英語の壁」ですが、これからお話する・・・
学年を下げても 起こっていたものだったのか、
よく分かりませんが、学年についてはとても大切、重要だと思っています ので例をあげてお話ししておこうと思います。
まず、インターナショナルスクールは8月(または7月)が新学期です。
下表2つのパターンを作ってみました。
例)日本の4月、新学年の小学6年生として勉強してきました。その夏休み明けの8月からインターナショナルスクールに入学します。
パターン①
パターン②
今年 | 翌年 | ||||||||
4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | ~ | 6月 | |
パターン① | 日本小6⇒ | ⇒ | ⇒ | ⇒ | インター小6 | ➜ | ➜ | ➜ | 終 |
パターン② | 日本小6⇒ | ⇒ | ⇒ | ⇒ | インター中1 | ➜ | ➜ | ➜ | 終 |
▶我が子の場合どうだったか?
我が子は学年を1つ上げて入学しました。つまり表でいうとパターン②です。
これは思いだすたびに「後悔」しています。
▶なぜ後悔しているのか?
- 初インターナショナルスクールということは、英語の環境も初めてだった。
- 英語が分らないので授業についていけない。
- 英語が分らないので友達もできない。学年があがればあがるほど友達作りは難しい。
- 英語が分らないのに学年をあげて入学してしまった。
- 学校の入学担当者にアドバイスをしてもらいたかった(←人のせいにしてはいけません汗)
- 入学する前にインターナショナルスクールの情報収集をするべきだった。
後悔、反省がつきません。
結局は日本の小学6年生と、インターの小学6年生で勉強の内容が一致しているか?というと国が違うので勉強する内容や、細かくいえば数学も計算機を使ってもいいなど違うんですよね。
なので、勉強内容は違うのであれば『小学6年生』にこだわらず、まずは英語に慣れることを目標に学年を下げてハードル低くスタートするべきだったと思います。
そんな「間違ったと思われる学年」でスタートしてしまったために「英語の壁」にぶち当たるのも時間の問題だったということです。
特に我が子のように、初インターナショナルスクールで英語が分からない状態で入学する場合、新しくスタートする「学年」は慎重に決めるべきだったのでしょう・・・。
やり直せるのであれば迷わず パターン① を選びます。
英語の壁
前述したように、学年をあげて入学してしまったために、授業についていけない問題が発生 してしまいました。
実際に、学年主任の先生から私あてにメールが1通届きました。
内容はこうです。
” あなたの娘さんは英語を理解できていないようです。グループで行う授業で取り残されています。
もちろん勉強もついていけていません。ですので授業中にアシスタントの先生をつけて彼女をフォローしたいと考えています。”
こんなメールをもらったら親としてはショックですよね・・・。
しかし、前向きに考えてみると、個人のサポートをつけてくれるってすごいことなんじゃない?と。
(*余談ですが、後にも先にもこのようなサポートをやってくれた学校には出会えていません)
さっそく私は学校に出向き、数名の先生方とミーティングの場を持たせていただきました。
- アシスタントの先生を個別につけてもらいたい。
- サポートの期限と費用も確認しました。
しかし・・・。
1か月弱サポートを続けてみたのですが、私たちは壁を乗り切る自信を持てず「やめる」という道を選んでしまいました。
本人の通学意欲がなくなってしまっていたということが大きかったですね。
きっと私が英語が堪能で先生方と上手にコミュニケーションがとれていれば、アクセクしながらも乗り越えられたかもしれません。
今思えば「学年をひとつ下げる」ということもできたはずです。
そして第5弾!へ続く。
ここまでいかがでしたでしょうか?
インターナショナルスクールをたった数か月でやめてしまったのは、実は私が原因だったのか?それとも入学する学年や英語の壁などが原因となっていたのか?などについて書いてみました。
さて 続きの5弾!! は、
などについて書いてみようと思います。
是非読んでみてくださいね。
ここで最後に一言、当時の私と我が子に言いたいことは、
” たった3か月でやめちゃだめ!!”
です(笑)。
▶1弾!から読んでみる。
最後まで読んでいただきありがとうございました。