サワディーカァ!バンコクのりーです。
昭和時代の中学生だった私と、平成時代の娘、時代は変わっても年を重ねて生きていくのは同じ。
同じ15歳という年齢で昔と今を比べてみました。
30年前と現在を比較
30年という月日で何が変わり、何が同じなのか母子で検証してみました!!
注意)15歳??ピンポイントでは思い出せないくらい大昔のため(笑)、中学3年間を思い出して比較してみようと思います。
ちなみに私の中学時代は1980年代です。未解決、グリコ・森永事件のあたりです。
学校
語学
私:田舎の公立中学校に通学。尻上がり、しかもなまりたっぷりな日本語。英語の授業は週に何度か。海外に住むどころか海外旅行をするということも稀な時代。
娘:バンコクのインターナショナルスクールに通学。英語で授業を受ける日々。スペイン語も勉強中。タイ語は日常使う程度。日本語は親との会話のみ。
制服
私:紺のブレザー。ひだ(プリーツ)スカート+肩ひも付き。白いシャツ。赤いひもリボン。白スニーカーに白靴下。ソックタッチ愛用。靴下の内側に塗るとずり落ちてこないすぐれものでした。
娘:学校のワンポイント付きシャツ。短め紺のキュロット。足元自由。たまにサンダルのお友達も・・。
かばん
私:布製ショルダーBag。おしりがすっぽり隠れるくらい大きい。サブにマジソンBag。このBagを持っていると不良と呼ばれていた。当時マジソンBagってかっこよかった・・・な。
娘:自由。
通学方法
私:ヘルメット着用で自転車通学。雨の日はカッパを着て足元ビショビショ。替えの靴下は必須。一度も親に車で送迎してもらったことなし。送迎してもらおうなんて考えたこともなし。
娘:最寄駅まで私が車で送迎、そして電車で通学。時に学校まで送迎している。雨にぬれる心配なし。
授業
私:黒板にチョーク。ノートに書き写す。休み時間は黒板消しに、クリーナーで黒板消しを掃除。チョークの粉が舞う。一方通行の授業。先生の言われたことをやるのみ。
先生が教室に来てくれる体制。生徒は自分の教室で先生を待つ。受け身。
娘:パソコンを使って授業をやったり、時にはテストもパソコンで行う。IT授業もあり。生徒が各教科の教室に移動する体制。自己管理が必要。
給食
私:給食の時間は全員割烹着(かっぽうぎ)を着ていた。給食当番がいて配膳・下げ膳(はいぜん・さげぜん)をする。自分の教室で先生も生徒も同じメニューと同じ量をいただく。
娘:キャンティーンで好きなものを好きなだけいただく。有料で果物や飲み物も飲むことができる。
部活
私:3年間陸上部で砲丸投げを主にやり続けた。
娘:学期ごとに好きなアクティビティを選べる。1つだけじゃなく興味があるものを選べる。合わないものを続ける必要なし。
宿題
私:宿題については一切思い出せず(笑)・・・。何かしら宿題はあったと思います。
娘:毎日、2~3種類の宿題をこなす。パソコンでやるのが多いような・・・。時にグループで1つの宿題をクリアすることもあり。
髪型
私:おかっぱ。前髪は眉毛が見えるくらい短くしないとダメ。長さは肩くらいまで。いつも後ろの髪がはねまくってました。近所のいわゆる「床屋さん」でカットしてもらっていました。お洒落をしたい年頃に出来ないジレンマ多いにありました。
娘:現在ロングでメッシュ入り。ピンクに染めたり金髪にしたりパーマをかけたりは自由。美容室でカット・カラーしてもらいます。ヘアスタイルが自由なのでスタイルやケアの仕方、いろいろ研究出来て意外にも勉強になってます。
習い事
私:そろばん。習字。ピアノ。
そろばんと習字は小学生まで、ピアノは中学生いっぱい続けていました。
娘:ヴァイオリンに数学の勉強(家庭教師)。その他には学校のアフタースクールでいくつか活動しています。
習い事は昔から同じのようですね。
エンターテイメント
休日の過ごし方
私:もっぱら近所の同級生と遊んでました。自転車でお出かけ。または自宅でテレビ。家族でデパートはたまに。
娘:友達と街中に出かけ映画みたり洋服買ったり。友達の家族とリゾートに泊まりに行くこともあり。うちにはテレビはないので洋楽を聴いたり、Netflixで洋画を観たり。
歌手アーティスト
私:邦楽では、あみん「待つわ」。わらべ「めだかの兄妹」。安全地帯「ワインレッドの心」が大ヒットした時代。今でも全て口ずさめます、”わたし、ま~つ~わ~♪” 。安全地帯のあの独特のメイクや雰囲気が大好きでした!
洋楽では、ワム!「ラスト・クリスマス」。トト「アフリカ」。今でも「ラスト・クリスマス」は12月に必ず聴いています!30年経っても名曲なんですね。いいものはいい!
娘:米津玄師(?)←私は知りません。洋楽では、One Direction。他にもいろんな方の曲を聴いています。
何聴いてるの?と聞いたところで覚えられず、つまり書くこと出来ず。洋楽で英語なので1歩あるくと忘れてしまいます。
パソコン
私:中学生でパソコンに触れたことは一度もなし。ちなみに母は活字でタイプしていた時代です。
娘:自分用のパソコン。Ipad。Ipod。スマホ。ゴープロ。一眼レフカメラ。
娘が持っているのはHero5。プールでもぐっている写真とかきれいに撮れます!
教えてあげることなく自分で使いこなしていますね。ITに強くなるには『物』がないと・・ですね。
映画
私:中学生の時に ”映画を観に行く” そういう時代ではなかったと思います。
娘:時間があれば映画を観に出かけています。バンコクでは日本の4分の1程度で安く観ることができます。たまに日本映画が日本語で上映されています。
旅行
私:1年間での1大イベントといえば夏休みの家族旅行。もちろん国内でしたけど。当時ナビなどなかった時代なので紙の地図を片手に父が車を運転していました。家族で海外旅行は1度も行ったことがありません。
娘:一時帰国で日本に帰ったり、ヨーロッパやアメリカなど自由に旅行しています。アメリカには短期留学も経験しています。私の時代の1大イベントと重みが違いますね。
海外旅行は当たり前・・。
住まい
環境
私:関東地方北部の周りは田んぼと畑、雑木林など自然に囲まれた環境。近所の雑木林に「トウヤク(漢方薬に用いる生薬の1つ)」を採りに行ってたな。
娘:タイのバンコクの街中。車やバイクやバスが走り排気ガスで空気が汚染されている。しかし南国なので緑の葉っぱは生い茂っている。
食事
私:旬の物をいただいていた。いちごやみかん、栗、トマトやホウレンソウ、サンマなどその季節にしか食べられない時代だった。
田んぼでは安心してイナゴや、土手でセリなど採ってきて食べたりしていた。今では虫を食べていたなんて信じられません・・・。
庭で野菜や果物など作っていたのでどのように育つかが当たり前のように知っていた。
外食が当たり前ではなかった時代なのでラーメン屋さんで食事をするのがどれだか嬉しいイベントだったか・・・。「どさんこラーメン」忘れられません。
娘:旬の物が分らないくらい何でも好きな時に食べられる。お金を出せば何でも食べれる時代。和食、洋食、タイ料理、韓国料理、何でもござれ。インターネットで世界の食事を宅配出来る時代です。
唯一もタイでは果物で季節を感じるかことが出来るかもしれません。
最後に
30年もの時代を超えて母子で比較検証してみましたがいかがでしたでしょうか?
この記事を読んで下さっている方には、あーそうだったよね、知ってる、私もそうだった!など共感してもらえる部分もあったのではないでしょうか?
私たち母子は、そもそも30年前と現在では住まいが日本とタイで異なり、学校も日本の学校とインターナショナルスクールで違うのでほとんどがラップする部分はなかったかな?と思います。
しいていうならば「習い事」に関しては昔も今も内容は変われどあるもんだなと。今後もなくなることはないでしょうね。子どもの教育に関しては昔も今も同じなんですね。いつでも親は子供のために・・・ですね。