バンコクのインターナショナルスクール。現役インター生 英語は出来るようになるの?!

太陽に照らされる木。 インターナショナルスクール

こんにちは、めりこです。

すでにインターナショナルスクールに入ると決めているなら、英語は勉強しておきましょう!我が家は今、後悔している、です。

今回は、バンコクで現役インター生(アメリカン カリキュラム)である我が子の入学前と現在の英語、そして実際に学校に通ってみての英語の上達など・・・

我が子をモデルにまとめてみました。

幼少期の英語環境

我が子の英語環境を少しばかり。

▶2歳~4歳。

バンコクのインターナショナルスクールの「ナーサリー」そして「幼稚園」に行きだして、そこから英語の生活がスタートしました。

初めて英語(タイ語もちょっと)の言葉が飛び交う環境に触れました。

自宅に帰ってくれば両親とは日本語で会話。この生活は約3年間続きました。

▶4歳~12歳(小学6年生)

その後、日本に帰国となり普通の日本の幼稚園に入り、小学校は6年生まで日本の学校で勉強する環境でした。

▶12歳の小学6年生の夏に再びバンコクに母子でやってきました。

この通り幼少期にバンコクのインターのナーサリーと幼稚園に行っていただけで、日本ではいたって普通の環境でした。

公文(英語)や、英語の塾や、「ラボ」という活動(物語を英語で理解して演じたりする)、車の中では英語の音楽を流したりする程度でした。

公文の英語は毎日欠かさず続けていました。

インターナショナルスクール 入学準備期間

12歳でバンコクのインターナショナルスクールに入る前に、1年間の準備期間がありました。

マレーシア人の家庭教師に来てもらってたのですが、我が子がふざけてしまい勉強ならず・・・。数か月で終わりました・・・。

やるぞ!というモチベーションは続きませんでした。

上述した習い事以外、さらに特別な英語の勉強はしていませんでした。

親の私が唯一やったことはネットで情報収集することくらい。

”インターナショナルスクール” ”子どもの実態” ”事前勉強” などのキーワードで検索してみました。

しかし英語ができず苦労しているとか、事前勉強は必要だ!みたいな記事を見つけることができませんでした。

今となってみれば事前に勉強するのは当然のことなんですけれど・・・。

逆に情報があふれていたのは、「インターナショナルスクールの学校一覧」「教育費などお金のこと」「場所や行き方」「アメリカ系?イギリス系?」これらももちろん必要な情報です。

しかし現役インター生の実態などの情報は見つけることができませんでした・・。

ネット上に情報がない=問題なし!どうにかなるんでしょ?!

・・・なりません。

今になって、痛切にダメ母を感じています。

実際インターナショナルスクールに通ってみて

このような環境で過ごしてきた我が子、現在4年目となるインターナショナルスクールに通ってみて果たして英語は上達しているのか?

現在の学校には1年通学。それ以前は何度か転校していて落ち着かない状態でした。

①MAPテスト、②PSAT、③日常生活(アバウトな基準ですが)から上達度をみてみようと思います。

①MAPテストの結果

下表データの引用先:NWEA Reserch 2015 Comparative Dataより抜粋。本来キンダーからデータはありますがここでは省略しています。

Maptest Reading G5 G6 G7 G8 G9 G10 G11
高レベル 231 236 240 243 246 248 250
平均 206 211 214 217 220 220 223
低レベル 183 189 192 194 197 196 198

残念ながら我が子の点数はここでは書けませんが(汗、汗)、G8(インター3年目)、G9(4年目)ともに平均よりも低いレベルでした(汗だく)。

一応範囲内におさまってはいますが・・・。

注)我が子が通ったインター1年目、2年目の学校ではMAPテスト、以下に説明するSATテストは実施していませんでした。

さらに、G8とG9で比較してみると、なんと現在のG9よりG8時代の方が平均点数が3点も上回っていました。なぜ?

MAPテストとは?
まず「NWEA」とは学力テストを提供している非営利団体のこと。そしてMAPテストはアメリカの学生が受けるものです。年齢に関係なく、自分はどの学年どのレベルに達成しているのか、学力の伸びを継続的に検証するテストです。
私がMAPテストなどについて参考にしているサイトです。
TestPrep-Online 引用先:TestPrep-Online(英文)
チャイビ 引用先:チャイビ

やはり、現実はそう甘くはありません学校に通学しているだけでは学力の伸びはみられないということが分ります(あくまでも我が子の場合)。

MAPテストは順位を決めるものではなく、自分のレベルを知るテストとなります。

②PSATテストの結果

PSATテストとは?
カレッジボード「College Board」という非営利団体が運営しています。アメリカの高校生が受ける標準テストです。日本のセンター試験のようなものでアメリカ大学の出願時にSATスコアを提出するので重要なテストといえます。
PSATのPPractice。Grade9.10.11年生がこのPSATを受けます。Grade11.12年生はSATテストとなります。
私がSATなどについて参考にしているサイトです。
アメリカ大学ランキング 引用先:アメリカ大学ランキング
YGC  引用先:Y-SAPIX GLOBAL CAMPUS

こちらも残念ながら我が子の点数は書けません(汗汗、汗)・・・。

PSATの ” Reading and Writing Score” 要するに英語の点数ですが、

点数の全体範囲は、160(最低点数)-760(最高点数) です。

我が子の点数はやはり半分(460)にも届いていない結果となりました。

このPSATについては、MAPテストと異なり大学受験出願の重要なものとなるので笑えないところです。

注)SATテストの点数は1教科に対し200(最低点数)-800(最高点数)となります。

③日常生活での上達

こちらについては基準がないので、インターナショナルスクールに通う前と現在を比べ、どう変わったかなどを箇条書きにしてみようと思います。

G7(Grade7)の夏休みに、アメリカの現地校に数週間通わせてみました。

  • 友達・・・欧米人の友達ができた。休日は友達のうちに泊まったり遊びに行ったりしている。
  • 映画・・・日本語字幕必要なし。ネイティブの会話を聴きとり笑っている。
  • 音楽・・・洋楽ばかり聴いて、英語で歌っている。
  • 会話・・・親との会話で英語交じりになる。”日本語で何だっけ??”などと言ったりする。
  • 通訳・・・私の日本語を英語に訳してくれる。通訳ができる。(←ちょっとあやしい(笑))
  • 旅行・・・アメリカに一人ホームステイすることができた。
  • PCやSNS・・・日本語でなく英語で入力している。
  • 学校・・・英語環境にすっかりなじんで問題ないようだ。

現役インター生がやるべきこと

ハイスクール(G9~)になると毎日宿題が多く出されます。宿題をこなすのに時間を費やし、肝心な英語の勉強をする時間が限られてきます。

宿題もこなし英語の勉強時間(SAT、TOEFL(トーフル)またはIELTS(アイエルツ)など)も確保するために・・・。

今、考えていること又は実践していることは、

  • オンラインのの家庭教師を探す(ようやく希望の先生を探しだし(せ)ました。おって記事にまとめていきますね)
  • バンコク在住の家庭教師を探す。英語ネイティブか日本人がいいか?
  • インター生のための塾に行く。でも塾は移動時間がかかる(バンコクは渋滞がひどいので移動時間がもったいない)。宿題はみてもらえないし。
  • 自分でネットで勉強する。「Khan academy」は無料で英語(英語以外の教科も可能)の勉強ができます。学校の先生おすすめサイトです。
  • さらに学校の先生おすすめは読書。我が子も時間を見つけては英語の本を読んでいるようです。

読書の大切さについてまとめてみました。

現在、現実的に勉強で実行できることは2つ。

  • 無料で勉強できる「Khan academy」(カーン アカデミー)。
  • 「読書」。

これらを毎日コツコツやりながら、今後のことを考えていくというのが現実的かなと思っています。

まとめ

”インター生は英語は出来るようになるの?” について我が子を実験台にまとめてみました。

いかがでしたでしょうか?

日常生活では英語で問題はないレベルですが、テスト結果は惨敗!!!

今回はインター生は英語が出来るようになるの?に焦点をしぼりまとめましたが、実際大学進学(アメリカ)では、英語のテスト結果は多数提出する出願書類の1つに(しか)すぎません。

成績だけにこだわらず課外活動人間性も重要なポイントなので、成績をあげる努力はもちろん必要ですがそれ以外でも総合的に力を入れていきたいところかなと思っています。

最後に、日本人なのですから英語で勉強するということは並大抵なことではありません(ね)・・・。

日本人ファイト!頑張りましょうね!!

 

▶バンコクのインターナショナルスクールについてこんな記事も書いています。

▶シリーズ【タイ移住!バンコクのインターナショナルスクール3年間で3回転校!】はこちらから是非読んでみてください。

 

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